デザイン面

ホンダN-BOXのエクステリアは親しみやすさを残しつつも、見た目の安定感と上質感を高めた性能になっています。また、背の高さを中和させた結果、外観自体は大きく変化することはありませんでした。N-BOXカスタムに関しては、高級感と存在感を高めたデザインになっています。N-BOXカスタムは大きくイメージチェンジしたといえるでしょう。

ユーザーの声を反映

N-BOXはシンプルな内外装と動力性能の高さが魅力です。そのため、最新のマイナーチェンジではユーザーから支持されている点はそのままに、デザインのみを変更したり、ホンダセンシングの仕様を向上させたりと強みを残しています。

ホンダセンシングは高速道路の速度規制が引き上げられたことを受けて、アダプティブクルーズコントロールや車線維持支援システム、標識認識機能の対応範囲を120km／hまで拡大しています。それにより、高速道路でも問題なくN-BOXのホンダセンシングを活用できるようになりました。

このマイナーチェンジは、ホンダがユーザーの声を聞き逃さなかった結果といえるでしょう。マイナーチェンジが行われると、今まで強みだった部分が失われてしまうというのはよくあることです。しかし、ホンダN-BOXに関してはそれがありませんでした。まさにパワーアップと呼べるマイナーチェンジだったのです。

ナンバープレートの取り付け位置

従来のホンダN-BOXはナンバープレートが運転席側に取り付けられていました。それが車体の中央に変更となっています。これもユーザーからの要望が多かった結果といわれています。

新しいジャンルの軽自動車！

キャンバスはダイハツにおいて新たなジャンルの軽自動車です。まず、ダイハツ特有の女性をターゲットにしている点は他の車と同じです。女性はデザイン性が優れている車を好む傾向にあるので、デザイン性にこだわりを見せるのはもちろん、機能性も高めて両立させています。
しかし、それだけではありません。キャンバスは原型となったムーヴからいかつさを排除しており、ファニー系デザインのエクステリアとシンプルかつカジュアルさを感じさせるインテリアを採用しています。これがキャンバスにおける最大の特徴です。

女性をターゲットに絞ったデザイン

女性向けとはいえ、今までは多少のいかつさが残っていました。いかつさの中にあるかわいらしさに惹かれて購入する方も少なくありません。しかし、今回のキャンバスは完全に女性向けのデザインにしたのです。これはダイハツにおいて新たなジャンルといえるでしょう。完全にターゲットを女性に絞っているのです。
カラーバリエーションも水色や薄ピンクなど、かわいらしいカラーを採用されています。

インテリアに対するこだわり

インテリアにも女性への意識は現れています。まず、収納スペースが多く設置されています。さらに、ベージュで明るいイメージを演出しており、統一感を持たせています。ダッシュボードやドア周りには黒を使用することで、適度に引き締まった印象を演出しています。

キャンバスの魅力は、女性に対する受けを貪欲に狙った姿勢にあるともいえるでしょう。結果として女性からの評判はよく、大成功だったといえます。