8種類の書類を準備する

車検業者に依頼する場合、車検証、納税証明書、自動車損害賠償責任保険証明書が必要です。持ち込み車検を受ける場合は、それに加えて点検整備記録簿、継続検査申請書、自動車重量税納付書、自動車検査票も準備することになります。軽自動車は、軽自動車税納税証明書も必要です。まず、これらの書類が手元にあるかを確認しましょう。

費用を準備する

持ち込み車検で発生する費用としては、自賠責保険料、検査手数料、自動車重量税、予備検査料があります。これらの費用を準備したうえで、持ち込み車検を行う必要があります。費用を準備する必要があるのは、一般的な車検と変わりません。

車の整備を依頼する

最後に車の整備を行いましょう。持ち込み車検で不合格になった場合、再度車検を受けることになります。余計な手間がかかってしまうので、初回の車検で通れるようにしておきましょう。そのためのポイントとして大切なのは、タイヤ、ガラス、灯火装置です。まずタイヤは溝の高さが1.6mm以上あるか、亀裂やひび割れがないかを確認します。ガラスはひびや損傷の有無、灯火装置はランプが切れていないか、確認しましょう。
他の箇所もチェックできれば理想なのですが、専門的な知識が必要となるため難しいです。ご紹介した箇所はチェックしやすい部分のため、気になることがあれば専門業者に相談することをおすすめします。

普通自動車の場合

普通自動車の場合、陸運支局で検査が行われるので、予約先はもちろん陸運支局です。陸運支局はインターネットで受付を行っています。国土交通省のホームページから、自動車検査インターネット予約システムというサイトにアクセスできます。予約システムから持ち込み車検の予約手続きを進めることができます。予約するためにはアカウント登録が必要になる点について、理解しておきましょう。後は指示どおりに手続きを進めていくだけです。

軽自動車の場合

軽自動車の車検は軽自動車検査協会で行われます。車検の申し込みも当然、軽自動車検査協会となります。予約はインターネットと電話で受け付けています。インターネットの場合、軽自動車検査予約システムから手続きを行います。案内どおりに入力していくことで、簡単に予約可能です。
電話の場合、全国にある軽自動車検査協会の最寄りの支所で申し込みを行います。電話予約が可能な時間は営業時間内となるので、調べてから電話をしたほうがよいでしょう。

インターネットは24時間予約可能なので、営業時間内に電話するのが難しいという方は、ネット予約を使用することをおすすめします。車の情報を入力する必要があるため、多少時間はかかります。それを見越したうえで予約するとよいでしょう。